歯並びに影響を及ぼす癖について
2024.01.26スタッフブログ
こんにちは😊葛西ジェム矯正歯科 受付の大住です。
新年のご挨拶が遅れてしまいましたが、皆様明けましておめでとうございます🎍✨
本年もよろしくお願いいたします!!
さて、今回は『癖(クセ)』についてご紹介したいと思います。
日常生活の中で、歯並びや嚙み合わせに悪い影響を及ぼす癖があるのをご存知ですか?
無意識にしてしまう癖のことを『態癖(たいへき)』といいます。
歯は、50gほどの弱い力でも持続的に加われば動いてしまいます。
また、寝方・頬杖・食いしばり等の日常的な癖によって、
いつも同じ方向から力がかかり、気づかないうちに顎や歯に負担をかけています。
このように態癖は歯並びが悪くなる原因の一つと考えられています。
では、次の代表的な態癖が自分にあるかチェックしてみましょう✅
◇寝方(横向き寝、うつぶせ寝)
いつも決まった方向を下に向けて寝ている
→顎のずれや顔の骨格の発育に影響します。
◇咬唇癖(こうしんへき)
上唇や下唇を咬む
→上下前歯が嚙み合わず、隙間があいたり前歯が前に出たりしてしまいます。
◇舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)
無意識に舌を前歯に押し付ける
→上下前歯が噛み合わず、隙間のあいた歯並びになります。
◇頬杖をつく
→歯列が圧迫されて歯並びがへこんだように並んでしまいます。
この他にも、口呼吸、指しゃぶり、片側咬み、歯ぎしり・食いしばりなども態癖です。
いつも何気なく行っている仕草が、実は歯並びに大きく影響を与えている場合があります。
矯正治療中、装置をつけて歯を動かそうとしても、態癖があるとなかなか歯が動かなかったり、
せっかく直した歯並びが後戻りしてしまったりすることもあります。
癖を治すことは簡単なことではありませんが、
自分の態癖を認識し日常生活の中で意識して行わないようにするということを心がけていきましょう✨