咀嚼の回数と効果
2024.06.05スタッフブログ
こんにちは。葛西ジェム矯正歯科 受付根本です。
あっという間に6月に入りましたが、6月は1年の折り返しの月でもあります😸🎶
夏のように暑い日もあれば梅雨の気配を感じる雨の日もありますが、体調を崩していませんか。
今年の梅雨はどれくらい雨の日が続くのか心配ですね☔
さて、今回は食事の際に大切な『咀嚼の回数と効果』についてご紹介します。
普段、食事の際によく噛んで食べることを意識できていますか?
テレビやスマホを見ながらなど、ながら食べをしていると食事に集中できず味わって食べることを忘れてしまうなんてこともありますよね。
また、近年は数回噛めば飲みこめてしまうような柔らかい食べ物が増えていることもあり、咀嚼の回数が減っていると言われています。
厚生労働省から出された報告書によると“一口当たり30回以上噛む”ことが推奨されていますが、
これは食を通して健康寿命を延ばすためにとても重要なことであると考えられています。
📚よく噛むことで得られる効果には以下のものが挙げられます📚
📍肥満防止🍚
しっかり噛んで時間をかけて味わって食べることで食べ過ぎを防ぐことができます。
反対に、よく噛まないで食べると早食いになりやすく、満腹になりにくいため食べ過ぎてしまいます。
📍胃腸の働きを助ける🦠
食べ物をよく噛み砕くことで胃腸の負担を軽減することができます。
咀嚼によって唾液の分泌が促され、唾液に含まれる消化酵素のアミラーゼが食べ物の
分解・吸収・消化を助ける働きをします。
📍脳の活性化🧠
よく噛むことで脳が刺激され、血行がよくなり栄養や酸素が十分に届くため、
集中力・記憶力・注意力などの機能が高まる効果が期待できます。
📍虫歯予防🦷
唾液は、口内細菌や食べ物のカスを洗い流す役割(自浄作用)も担っています。
つまり、咀嚼によって唾液が分泌されることで歯を虫歯から守ることにも効果が期待できます。
以上のように、よく噛んで食べることは体の機能に良いことばかりですね😸
咀嚼回数を増やすためには、ゆっくり時間をかけて食べることを意識する他に、
調理方法や食品選びを工夫することも効果的です。
タコやイカなど弾力のあるもの、根菜類などの硬いものを取り入れて咀嚼回数を増やす食事を試してみてはいかがでしょうか🥕