ストレートワイヤー法
2026.03.11お知らせ
ストレートワイヤー法(プリアジャステッド・アプライアンス)は、従来の矯正手法を大きく進歩させた治療法であり、主に以下のようなメリットがあります。
- 治療の効率化と簡素化
ワイヤー屈曲の省略: ブラケット自体に歯の移動に必要な3次元的な情報(アンギュレーション、トルク、イン・アウト)が組み込まれているため、アーチワイヤーに複雑な屈曲を与える必要がほとんどありません。これにより、治療手順が大幅に簡素化されます。
スライディングメカニクスの活用: ストレートなワイヤーを使用することで、抜歯症例などにおける歯の移動(スライディングメカニクス)が容易になり、メカニクス上の大きな発展をもたらしました。
- 治療結果の安定度と再現性の向上
情報の一定化: スタンダードエッジワイズ法のような複雑なベンディングは、ワイヤー交換のたびに同じ再現をすることが技術的に困難でした。ストレートワイヤー法では、常にブラケットに組み込まれた一定の情報を基に治療が進むため、安定した効果が期待できます。
客観的なデータに基づくゴール: 正常咬合者のデータを基に設計されているため、ストレートなワイヤーを装着するだけで、効率的に正常な咬合へと導くことが可能です。
- 患者の負担軽減
治療期間の短縮: ワイヤーを屈曲する手間の省略や、ニッケルチタンワイヤーなどの超弾性ワイヤーの効果的な活用により、従来のスタンダードエッジワイズ法と比較して、一般的に約6ヵ月以上の治療期間短縮が可能とされています。
痛みや為害性の軽減: 超弾性を持つ形状記憶合金ワイヤーを使用することで、弱く持続的な力(ライトフォース)による歯の移動が可能になります。これにより、歯根吸収などの歯周組織へのダメージが少なくなります。

葛西駅徒歩1分
- 快適性と衛生面の向上
装着感の改善(ロープロファイル): 数学的な分析に基づきブラケットを薄く設計(ロープロファイル化)することで、装着時の違和感や対合歯との干渉が少なくなります。
清掃性の向上: ワイヤーに複雑なループなどがないため、食物残渣がたまりにくく、虫歯や歯周疾患のリスクを抑え、お口の中を衛生的に保ちやすくなります。
監修葛西ジェム矯正歯科



