グラインディング咀嚼
2019.11.28スタッフブログ
こんにちは!ジェム矯正歯科のキクチです★
今年もあと1か月と少しですね😲毎年毎年思いますが本当に1年ってあっという間ですよね。。
やり残したことがないよう1日1日を大切に過ごさないといけませんね(>_<)
インフルエンザが流行していますので皆さま手洗いうがい、水分補給などまめに行ってくださいね😊
本日は『噛むこと=咀嚼』についてお話したいと思います(^O^)/
食べ物をよく噛むことで唾液の分泌を促したり、肥満予防に効果があるということはご存知の方も多いかと思います。
最近の研究によると、ただ回数を多く噛むことだけでなく噛み方も脳や顎の発達に関連していることがわかってきたようです。
皆様『グラインディング咀嚼』という言葉をご存知ですか?
グラインディング咀嚼は顎の上下運動と左右運動の両方を行って奥歯で食べ物をすりつぶす咀嚼のことを言います。
グラインディング咀嚼は顎骨の成長を促すため、成長期の子供の歯が生え変わる際、乳歯よりも本数の多い永久歯の生えるスペースができることで叢生(歯が重なって生えてしまう)を予防することに繋がります。
また、唾液やホルモンの分泌促進、脳への血流も促進します。それに加えて、顎の筋肉だけでなく首の筋肉も使うため正しい姿勢を作ることにも効果的です。
近年、食べ物の軟食化が進んだことが歯を上下するだけのチョッピング咀嚼だけで済んでしまい、グラインディング咀嚼があまり行われなくなってしまった原因のようです。
顎の正しい成長を促進するためにも日頃から噛み応えのある食べ物を積極的にとり、グラインディング咀嚼を習慣づけることが大切ですね(*^^*)✨