歯科治療で使用される麻酔について
2025.12.20スタッフブログ
こんにちは。葛西ジェム矯正歯科 受付根本です。
日中も空気が冷たく、身震いをしてしまうような寒さになりましたが、いかがお過ごしでしょうか🎅🎄
毎年感じることですが、今年も1年があっという間でした(^^;
振り返ってみるといろいろなことが思い出として残っていると思いますが、みなさんは楽しく2025年を過ごせましたか?
残り10日余りとなりましたが、気持ちよく新年を迎えられるように大掃除をしてみてはいかがでしょうか🧹✨
さて、みなさんは歯科治療の際に麻酔をしたことはありますか。
虫歯の治療や抜歯をするときに麻酔をした経験があるという方も多いと思います。
今回は歯医者で使われている麻酔方法についてご紹介します。
歯科治療で使用される麻酔は、治療する部位や範囲が限られているため
局所麻酔というものを使用することが多く、主に以下の3つがあります。
✦表面麻酔💉
歯茎に注射針を刺す際の痛みを和らげる目的で使用することが多いものです。
ジェルタイプやスプレータイプがあり、塗布すると数十秒~数分で麻酔の効果が表れます。
表面麻酔を塗布することで皮膚の粘膜の近くが麻痺し、針を刺すときの痛みを軽減させることができます。
✦浸潤麻酔💉
治療する部位の歯茎に注射針で麻酔薬を注射する方法で、骨の中の神経まで浸透させて痛みを取り除きます。
虫歯や抜歯、神経の治療、インプラント手術などの歯科治療で最も使われる麻酔方法です。
使用量や部位によって異なりますが、麻酔の持続時間は2~3時間程度です。
✦伝達麻酔💉
顎の神経の根本に麻酔薬を注射することで、治療をする場所から離れた部分まで広範囲を麻痺させることができます。
親知らずの抜歯をする際に使用されることがある麻酔方法です。麻酔の持続時間は5~6時間程度です。
~麻酔時の注意点~
稀に、局所麻酔でアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こす可能性があります。
心臓疾患や高血圧など持病や既往歴がある場合は事前に医師に相談をしましょう。
また、不安からめまいや吐き気を催す方もいるため体調が悪くなった場合はすぐに申告しましょう。
歯医者での麻酔したことがある方はご存知かと思いますが、麻酔後は唇や頬の間隔が鈍くなっているため飲食には注意が必要です。
唇を誤って噛んでしまうことや温度感覚が鈍ることで火傷をしてしまう可能性があります。
麻酔が切れるまではなるべく飲食を控えるようにしましょう😌



