大学病院で研修を行った矯正医と一般歯科でマスピース矯正を行う歯科医の違いは?
2025.11.11コラム
大学病院で専門研修を積んだ矯正医と、 一般歯科でマウスピース矯正を行う歯科医の違い
1. 「診断の深さ」が決定的に違う
大学病院で矯正歯科を専門に学んだ医師は、
頭部X線(セファログラム)や顔面写真、歯列模型などを用いて、
最近、自動ソフトを利用し、簡易セファロ分析を行っているが、精度の問題があり、誤った判断が生まれやすい。
一方、一般歯科でマウスピース矯正を取り扱う場合は、

トレースが必要
2. 治療方針の組み立て方が異なる
大学病院で研鑽を積んだ矯正医は、ワイヤー矯正、
そのため、軽度から重度まで、
一方で一般歯科でマウスピース矯正を中心に行う先生は、
3. 経過管理とリスク対応の力が違う
矯正治療は、歯が動いている途中の“微調整”がとても重要です。
さらに、歯周病や顎関節症、
マウスピース矯正の場合、
4. 治療後の安定性と見えない部分の差
治療が終わったあと、どれだけ歯並びが「もどらないか」は、
大学病院での研修を経た矯正医は、
また、
マウスピース矯正のみを扱う場合、
5. どちらを選ぶべきか
軽度の歯並び改善や、
しかし、咬み合わせのずれ、出っ歯・受け口・開咬など、
見た目だけでなく、機能・安定性・
まとめ
| 比較項目 | 大学病院で専門研修を受けた矯正医 | 一般歯科でマウスピース矯正を行う歯科医 |
|---|---|---|
| 診断の範囲 | 骨格・筋肉・成長を含む総合診断 | 歯の位置中心 |
| 装置の選択肢 | ワイヤー・スクリュー・顎外装置・外科併用など多彩 | マウスピース中心 |
| 対応できる症例 | 軽度〜重度(外科併用含む) | 軽度のみ |
| 経過管理 | 力の方向・歯根位置まで精密調整 | シミュレーション依存 |
| 保定・安定性 | 長期的な安定まで設計 | 短期完了型が多い |
監修 葛西ジェム矯正歯科



