歯並びが悪いと怖い?全身に起こる8つの悪影響を解説!
2019.05.22コラム歯並びは生まれつきや日頃の癖によって、人それぞれ状態が異なります。しかし、歯並びが悪い状態が続き、放置しておくと全身に8つの悪影響が発生する恐れがあるのです。
歯並びの悪さで発生する悪影響①:虫歯の発生
歯並びが悪い状態が続くと、歯磨きがしづらい環境になってしまうことから、歯垢や食べかすが、歯と歯の隙間に溜まりやすくなってしまいます。
そのため、通常の歯磨きでは汚れを落とし切ることができず、虫歯になりやすくなる恐れがあるでしょう。また虫歯治療を施しても、再発の危険性が高いのが特徴です。
歯並びの悪さで発生する悪影響②:歯石や着色の発生
日頃の食生活により、歯に付着した汚れや色素は歯磨きで落とす必要があります。しかし、歯並びが悪いと、汚れや色素を落とし切ることが難しく、歯石や着色の原因になる可能性があるのです。
放置すると、歯周病の発生に繋がることもあるので、注意が必要になります。
歯並びの悪さで発生する悪影響③:口臭が発生する
歯並びが悪いことで、虫歯や歯周病が発生すると歯茎の延生や出血から、口臭が発生することがあります。
虫歯や歯周病を治療したとしても、歯並びが悪い状態が続くと、口臭の再発が考えられるので、歯並びを矯正することが重要です。
歯並びの悪さで発生する悪影響④:口内炎の発生
歯並びが悪い時、歯の傾きが強い場合に咀嚼した時に、頬や舌を噛んでしまい、傷を作ってしまうことがあります。傷ついた箇所に菌が入り込むことで、口内炎が発生するきっかけになってしまうため、日頃から口内を噛んでしまう方は注意が必要です。
歯並びの悪さで発生する悪影響⑤:顎関節症の発生
歯並びが悪い状態である場合、歯全体に均等な力がかからないことから、負担が発生し、顎の動きのバランスが悪くなってしまう傾向にあります。
結果、噛み合わせの不具合により、顎関節症の引き金になる恐れがあるので注意が必要です。
歯並びの悪さで発生する悪影響⑥:消化不良を引き起こす
歯の役割としては、食べ物を噛むことですが、前歯と奥歯で機能性が異なります。前歯の場合は、噛み切ることを目的としていますが、奥歯は磨り潰すことが目的です。
噛み合わせが悪い場合は、それぞれの機能性が発揮されないことから、消化器官に負担をかけてしまう恐れがあります。
歯並びの悪さで発生する悪影響⑦:栄養不足に陥る
消化不良を引き起こしてしまうことで、栄養が十分に吸収されない可能性があります。その結果、免疫力の低下や体調不良、不眠症やストレスの原因になる可能性があるので、歯並びの悪さには十分注意する必要があるでしょう。
歯並びの悪さで発生する悪影響⑧:口腔内以外の筋肉や骨に負担がかかる
歯並びが悪いことで、咀嚼に関する筋肉や骨に悪影響を及ぼします。それに伴い、首や肩などの、骨の部位にも負担がかかることに繋がり、頭痛や肩こり、腰痛などのトラブルに発展する恐れがあるのです。
慢性的なトラブルに発展しやすくなるので、歯並びは矯正治療などで早期に改善することが重要になります。
矯正治療で改善も検討することが大事
歯並びの悪さは、口腔内のトラブルだけでなく、身体にも悪影響を及ぼす可能性があります。歯並びが悪いだけで、8つも悪影響を及ぼす危険性があるので、早めに改善することが大切です。
歯並びを治すためには、矯正治療で改善することができるので、自分の歯並びが気になる場合や虫歯や歯周病の予防を行いたいという方は、早めに歯科医院に通うことをおすすめします。
歯並びは、早めに治療することで、悪影響の発生を抑制することができるので、積極的に実施していきましょう