歯の構造
2024.10.16スタッフブログ
こんにちは。葛西ジェム矯正歯科 受付根本です。
ようやく秋らしく涼しい日が多くなりましたが、急に涼しくなると何を着ようか迷ってしまいますね🍂
まだ気温が高い日もありそうなので、気温差で体調を崩さないように気をつけてください(^^♪
さて、今回は「歯の構造」について紹介します。
歯は大きく2つの部分に分けることができます。
歯茎から上の部分を「歯冠」、歯茎から下の部分を「歯根」といいます。
口を開けたときに見える歯を歯冠、歯茎に埋まっていて見えない部分を歯根というとわかりやすいかもしれないですね😊
歯冠部と歯根部はどんな構造になっているのか、もしかしたら知っている名称もでてくるかもしれませんが見てみましょう🦷
■歯冠部
人間の体の中で最も固い組織といわれている「エナメル質」が「象牙質」「歯髄(神経)」を覆っています。
・エナメル質…エナメル質自体は透明感のある白色ですが、その下にある象牙質透けて黄色っぽく見えます。
熱や電気などの刺激を通しにくいため、外部からの刺激から歯髄を守る役割をしています。
・象牙質…エナメル質の下に存在している組織で、歯の大部分を占めます。
エナメル質より軟らかく虫歯になりやすいため虫歯の進行のスピードが速く、虫歯が象牙質まで到達すると痛みを伴うといわれています。
・歯髄…「歯の神経」と呼ばれるものです。神経と血管が集まっている大切な組織です。
歯の痛みは主にこの歯髄が感じています。そのため、歯髄を失った歯は、痛みを感じなくなり虫歯が進行しても気が付かないことがあります。
■歯根部
歯肉によって、歯槽骨や歯根膜といった組織が守られています。
・歯肉(歯茎)…歯槽骨を覆う粘膜。歯槽骨、歯根膜を守る役割があります。健康な歯肉はピンク色をしています。
・歯槽骨…歯を支えている顎の骨です。
・歯根膜…食べ物を噛んだ時などに歯槽骨に刺激が伝わらない様にクッションの役割をする組織です。
普段、私たちは歯の構造について考える機会があまりありませんが、
調べてみるといろんな組織から構成されているということが分かりました😸
それぞれに重要な役割があるということを知ると、毎日の歯磨きがいかに重要かを実感しますね。
歯の健康は身体の健康にもつながるといわれているので、歯磨きの際は丁寧なデンタルケアを意識してみてはいかがでしょうか。