子供の歯の矯正にかかる費用の目安について
2019.12.23コラム
子供の歯の矯正にかかる費用の目安について
子供の歯の矯正治療にかかる費用は、治療する年齢や装置の種類によって変わります。平均的な相場は6~9才では30~40万円、12~14才で40~60万円が基本で、歯の裏側につける装置やマウスピース型を選べばさらに高額に。治療を開始する前に、必要となる金額や安く抑えるためのポイントを知っておくことが大切です。
子供の歯の矯正にかかる費用の相場
子供の歯の矯正にかかる金額は、治療する年齢や治療方法によって変わります。
年齢別の基本的な治療費用
歯の表側にワイヤーの装置を付ける場合、子供が6~9才ごろに行う「第一期治療」では40~50万円、12~14才ごろに行う「第二期治療」では40~60万円が相場です。
第一期と第二期の両方の治療が必要な場合は、合計した金額が必要です。
セラミックの装置を使う場合
歯の表側にセラミックでできた装置をつける場合、銀色のワイヤー装置を使うときより高くなります。
ですが数万円程度のわずかな差ですので、金額を抑えながら目立ちにくい装置を使いたいという方におすすめです。
歯の裏側に装置をつける場合
歯の裏側に装置をつける場合は、第二期治療が40~50万円ほど高くなります。
歯科医院によって治療費は変わるので、表側にワイヤーの装置をつけるときと比べて、100万円ほど高くなることもあります。
マウスピース型の装置を使う場合
マウスピース型の装置を使う場合は、第二期治療が5~45万円ほど高くなります。
マウスピースの装置を使った治療では、歯並びの悪さが軽度であるほうが費用が安くなるので、ワイヤーを使った治療とほとんど変わらない金額で矯正ができることもあります。
治療中にかかる諸費用について
治療をしている間にかかる金額には、調整料、ワイヤー交換費のほかに、トレーニング器具や歯ブラシなどのケア用品もあります。
調整は月に1回行われますが、調整料として5千円~1万円程度が相場です。
ワイヤー交換は4~6週間おきに行われ、3~5千円が必要となります。定額制やトータルフィーのところは、
この調整費がかかりません。
治療後にもかかる費用とは
矯正治療が終わった後は、歯を固定するための装置とメンテナンスのための費用が必要です。
固定のための装置は2万~5万円程度、メンテナンスは3千円~1万円が相場となります。
メンテンナンスは1回きりのものではないので、メンテナンスの費用と頻度についても事前に確認しましょう。
子供の歯の矯正にかかる費用を抑えるポイント
子供の歯の矯正にかかる費用を抑えるためには、次のようなポイントに気をつけてください。
表側につける装置を選ぶ
歯の表側につける装置を選べば、治療にかかる金額は最も安くなります。
治療にかかる金額は、使う装置によって大きく変わり、表メタル(銀色)、表セラミック(白い装置)、裏側につける装置やマウスピース型だと高額になるからです。
総費用が低い歯科医院を選ぶ
調整料やワイヤー交換費が治療費に含まれていれば、治療にかかる総額を安くすることができます。
治療にかかる費用は歯科医院によって違うので、受診する前に料金システムを確認しておくと良いでしょう。
1.総額制
2.基本料金+調整費(月1回~2回)1回につき5000円~8000円
子供の歯の矯正をするなら費用を把握して
子供の歯の矯正治療を始める前には、しっかりと費用について把握しておくようにしてください。
治療費だけでなく、治療中に発生する諸費用や治療後のメンテナンス費など、総額を確認しておくことは欠かせません。